【ドイツの野菜】Mairübe(カブ)

食べ物
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ぶらうん2
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Hallo!
今日は特に大好物ではないのだけど、時々人間から葉をもらう野菜を紹介するわね。
Mairübe(カブ)というのよ。
Maiって5月っていう意味で、シーズンは5月頃なんだけど、10月に紹介しても・・・いいわよね。

というわけで本日はカブ、ドイツ語で「Mairübe」を紹介します。

カブと言えば、ドイツ人より日本人の方がよく知っているのではないかな?

Mairüben

Mairübe(カブ)

Mairübeという単語は

  • Mai=5月
  • Rübe=カブ類

この2つの単語が合わさったものです。

Rübe, die (-n) (リューべ)カブ類 : die Rübe, 複数形でdie Rüben

しろうさぎ
しろうさぎ

Rübe は女性名詞ね。
Maiが頭についても名詞の性は最後の単語に合わせるから女性名詞、
die Mairübeよ。複数形は(die)Mairübenね。

Mai(マイ)は5月。そう、カブの収穫シーズンは5月です。ただ、6月から9月にかけても収穫されていますよ。

Rübe(リューべ)はカブという意味です。丸い塊!

カブは根の部分ですが、先日紹介したKohlrabi(コールラビ)、この言葉のrabiRübeという意味です。

Kohlrabi(コールラビ)は地域によっては Oberrübe, Kohlrübe とも言われます。(Rübeってありますね!)

MairübeはMairübchen(マイリュープヒェン)とも、(-chenをつけて「小さい」といった意味になりますね!)ドイツでは「Navette」とフランス語でも呼ばれています。

このカブ、実はドイツでは昔からあるのに、意外と知られていないのです。

おそらくジャガイモが食べられるようになってからカブはあまり食べられなくなり、主に動物の飼料となっていたようです。

ですが、最近の健康志向、ヴィーガンの人気もあって野菜がどんどん注目を浴びる中、このカブもよく食べられるようになったみたいですよ!

カブは買ったらすぐに葉を切り落として保存します。この葉は日本だと茹でてお浸しにして食べる人が多いかな?

ドイツでは(カブの葉を食べる事自体があまりしられていない気がしますが→カブ自体があまり有名でないし)葉は小さく切ってサラダに入れたり、スープのトッピングにする人が多いようです。

え?我が家?そりゃこの葉っぱはウサギの餌!大体、ウサギの餌のためにカブを買っているという事実があるので・・・

根の方はスープの具にしたり、生で食べたり。

ドイツのレシピをみていると「生で食べる場合は皮をむきましょう!」とあるので、煮る場合は皮をむかない人が多いのかしらね。

Rübeといえば・・・

Rübeといえば、Mairübeの仲間にはHerbstrübeというカブの仲間があります。

そして、Rübeといえば Rote Bete(ビーツ)の仲間になる「Zuckerrübe」(テンサイ)も。

ZuckerrübeZucker(砂糖)+Rübe(カブ類)

砂糖の原料のテンサイ、Zuckerrübeの収穫は9月中旬から12月中旬頃。

秋になると畑の隅っこに収穫されたZuckerrüben(複数形ね)が山のように、塀のように、ダムのように形作っているのをよく見かけます。

砂糖かあ・・・

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