一気に読めた「ネットが面白くてナニが悪い」

読書
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電子書籍で読書に夢中です。

読書は昔から大好きですが、ドイツに住んでいると 日本語の本は手に入りにくい。 まだネットのない時代はとにかく「日本語の活字」に飢えていて 日本から送られて来た小包の中に パッキングのために入っていた新聞紙を綺麗に広げて読んで、さらに保存、したり、日本に一時帰国した時は 運べるだけの本をスーツケースに詰めて運んでいました。 知り合いには「印刷物」扱いで船便で送ったら?とよく言われましたが それでも本は重いので 意外と郵送料がかかり、仕方なくドイツに持っていくのは諦めた本もかなりあります。

が、パソコンが普及して ネットで日本語のサイトが簡単に読めるようになり、「日本語不足」には陥らなくなり、 さらに、電子書籍の登場で 一般に販売されている書籍も簡単に読めるようになりました。

嬉しい世の中です!!

で、つい先日、見つけて読んだ本がこれ。

永江一石氏の書かれた「ネットが面白くてナニが悪い」。

実は最初はIT関係の ITのスキルが高い人でないと面白くない本かと思っていたのですが それは勘違い。 読み始めたら とても面白く、久々に一気に読み終えてしまいました。

著者の永江氏の人気ブログから59の記事をまとめた本です。 私は永江氏のブログはそれまで読んだ事がなかったのですが (・・・・)もっと早くブログの方も読んでおけばよかったな〜^と思うくらい。

ブログが元なので 書かれた時の日本の様子がわかっていないと今ひとつピンとこない記事もありました。外国暮らしをしていると 関係ない、と言えば関係ない問題もあります。 例えば消費税が上がった時。 その直前直後には一時帰国していたわけでもありません。 が、その事に関する記事でも読んでいて結構面白く、何しろデータの裏付けがあるので 参考になりました。

日本社会の問題点、ネットで騙されないように注意する点、情報リテラシーが低いとどういった事になるか、など、著者が 参考になるデータやサイトを示しつつ、自分の意見をズバッと言っています。

「そんな事、ないわよ!」と反対意見も出てくるでしょうが 一つの意見として読んで損はない、とオススメしたい本です。

特に「実はあまりネットについて興味がないけれど・・これでは困るのよね・・」と言う人にオススメしたいですね。

ところで・・・

私は最初に書いた通り、最近は読書はほとんど電子書籍です。

ドイツ語の本も読みますが(その場合は紙の方が多いかな? 特に自分で買う事がないので)やはり 気楽に読めて 内容もじっくり理解できるのは母国語の日本語で書かれた本。

電子書籍だとドイツにいながらにして 結構新しい本も読めることも多いです。

電子書籍の利点は

  • 地球上、どこにいてもネット環境さえあれば 日本語の本が読める
  • 旅行に出かける時や 外出の待ち時間に読む本を持参する時に「どの本にしようかな?」とか 移動中に読む本がなくなってしまった、と言うことがない。(デバイスに何冊でも本を入れられるから・・何冊入れてもデバイスの大きさが変わるわけではないし・・)
  • 文字の大きさが変えられる!(年とともにこれがとても重要になる)
  • 読書中に調べたい単語に出会った時や ちょっとメモしたい時、すぐにできる。 (気になったところをハイライトしておいて あとでまとめて読むとその本の内容をすぐに思い出せて便利!)
  • しおりを用意する必要がない。(本を持って外出して 読みかけの時に うっかり「しおり」がなくて 持っている切符など挟むことが多かった)

欠点は

  • 読もうと思ったら充電しなくては!! と言う時が!
  • 目が疲れることが・・(スマートフォンやタブレットで読んでいると)

なにはともあれ、外国暮らしの方には 電子書籍はオススメです。

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