誕生日を祝う〜盛大に祝うドイツ人

ドイツでの日々
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今朝、ネットで流れてきたのがこれ・・

いい大人が誕生日祝うのは情けない

SNS、Facebookなどで繋がっている人が誕生日を迎えると そのことが表示され、その人に誕生日のお祝いメッセージを送らないと・・となるのは 単なる社交辞令だし、嫌がる人もいる、大人が誕生日を祝うのは情けない、といった内容ですが

誕生日が来てまた一つ年をとる=また一年無事に生きる事が出来てめでたい、と思うのですけどね。

お誕生日だからといって それがわかったからといって 別にメッセージを絶対に送らなければならない訳でもないし、SNSに誕生日が表示されないようにもできるので 誕生日を祝ってもらおうが 祝おうが 本人の自由! だと思いますが・・・

(で、メッセージをもらわなかったからと言って、そのメッセージをくれなかった人を恨む理由もないし)

ドイツでは誕生日は大人も子供も盛大に祝います。

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バースディのケーキは誕生日を迎えた人が用意します

幼稚園や小学校では 誕生日を迎えた子供の親がその日の朝 ケーキやお菓子などをクラスの子供全員分用意して持って学校に持って行きます。 私の息子の通った小学校では 先生が誕生日を迎えた子供に その子にぴったりの詩をプレゼントしていました。 そして、クラスの皆でケーキを分けて食べます。

会社などでも やはり誕生日を迎えた人がケーキなどを用意して「今日は私の誕生日なんです!」と宣言して 同僚に祝ってもらいます。

パン屋さんで色々なケーキを買って持って行く人も・・もちろん、自分でケーキを焼く人も多いですよ。

誕生日は 前日には祝いません

誕生日が明日なの! と言われても「まあ、そうなの? おめでとう!」と祝ったりはしません。誕生日をまだ迎えていないのに祝うと 早死にする、と言われています。(まあ、迷信ですが不吉ですよね)。

ちなみに 私はその習慣がすっかり身についてしまって 日本人に対してでも 誕生日が来るまで「おめでとう」は言わないので 「失礼なやつ!」と思わないでくださいね。

(オーストリアでは 前日に祝っても構わないという人もいるようですが・・)

40歳、50歳、60歳 などの誕生日は特に盛大に祝います

runder Geburtstag (ルンダー ゲブルツターク) と言って 20,30,40,50・・などのキリのよい歳の誕生日は特に盛大に祝います。

50歳、60歳〜のrunder Geburtstag になると ホテルのレストランを借り切って家族、親戚一同、友人、お世話になった人などをよんで盛大にパーティーを開く人が多いです。

本当に誕生日はドイツ人にとってとても大事な日です。

家族や友人で 遠くに住んでいて会えない人は電話をしたり バースディカードを送ったりします。  なので SNSの誕生日のメッセージも大事な機能の一つなのでしょう。

ドイツ人の友人がいる場合は 誕生日はメッセージやカードを送ってあげてくださいね。

Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag!    お誕生日 おめでとう!

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