ドイツ語の文法を習得するにあたって、今回は「格」をいうものを頭に入れましょう。 ドイツ語を習得するには 人称代名詞の格変化や冠詞の格変化、形容詞の格変化などを 覚えなければならないわけですが その前に 格について 大まかで良いので理解してください。
1格は主格、Nominativ
2格は属格、Genetiv
3格は与格、Dativ
4格は対格、Akkusativ とも呼ばれているわよ。
「うさぎがいます」 とか 「うさぎが穴を掘っています」とか
「うさぎのご飯」など、意味は「〜の」で訳せるわね。
ウサギは肉食動物に捕まる動物なので 本当は撫でられるのは 捕まるようで 苦手です。(1匹で飼われているウサギは 人間を仲間だと思って、撫でられるのが好きなウサギも多いですが) ああ・・・ぶらうん1は逃げてしまいましたが
日本語の 「〜が」「〜の」「〜に」「〜を」と言った助詞に当たるのが ドイツ語の4つの「格」です。 この「助詞」や「格」のおかげで私たちは文章の意味を正しく理解しているのです。 例えば・・
「彼は うさぎに 人参を あげる」 という文章があります。 この文章に「助詞」がないと「彼 うさぎ 人参 あげる」となり
「彼に うさぎが 人参を あげる」なのか 「彼を うさぎに 人参が あげる」なのか はっきりしません。 (とは言っても、人参が人間である彼をうさぎにあげる、という事は ありえませんが・・・)
ドイツ語では
Er gibt dem Kaninchen eine Möhre. (彼はうさぎに人参をやる)
- Er = 1格(〜は) 彼は
- dem Kaninchen = 3格(〜に) ウサギに
- eine Möhre = 4格(〜を) 人参を
- gibt = (動詞) 与える
もしも 単語の順番を入れ替えても 意味が通じます。 例えば・・
Dem Kaninchen gibt er eine Möhre. (うさぎに彼は人参をやる)
人称代名詞や名詞がどの格で使われているのかわかれば ドイツ語の文章はとても理解しやすいのです。
3格は「〜に」4格は「〜を」と書きましたが 必ずしもそうなるとは限りません。 色々な動詞や前置詞などを使いこなすうちに どの格をどう言った時に使うかが理解できるようになるので ドイツ語を習い初めてすぐはとりあえず3格は「〜に」、4格は「〜を」と覚えておきましょう。
コメント
しろうさぎさん
こんにちは~
待望のドイツ語教室のブログ~うれしいなあ♬
うんうん、なるほどなるほどと読みました
ひとつずつ階段を上れそうです
楽しみ楽しみ(#^^#)
bienesさん、こんにちは!
こちらにもコメントをありがとうございます! ウサギたちも喜んでいます。
少しずつドイツ語について書いていきますね。 bienesさんが習っている範囲までいけるといいのですが・・少なくとも復習にはなるかしら?