【ドイツの祝日】Pfingsten(聖霊降臨祭・ペンテコステ)

ドイツ行事
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今年2025年は6月8日が聖霊降臨祭、翌日の月曜日は祝日です。

その「聖霊降臨祭」、(ドイツ語ではPfingsten、英語では Pentecost/ペンテコステ)はキリスト教の祝日でも大事な日の1つです。

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聖霊降臨祭(Pfingsten)とは

聖霊降臨祭は、
イエス・キリストの復活(イースター)から数えて50日後の日曜日に祝われる、
キリスト教の重要なお祭りのひとつです。

十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが3日後によみがえり(イースター)弟子と一緒に過ごした後、40日後再び天に昇ります(キリスト昇天祭)。

イエスがいなくなり、どのようにしてよいかわからなくなった弟子たちのもとに(イースターから50日目)精霊が現れたのが聖霊降臨祭です。

この聖霊降臨祭が「ペンテコステ」とも呼ばれるのは、ギリシア語で「50」を意味するからだとか。

精霊が降りてきた〜教会の始まり

新約聖書「使徒言行録」第2章より

五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

簡単にいうと…

激しい風と共に、炎のような舌が集まっていた弟子たちの上にとどまった。

この時に集まっていた弟子たちは色々な地域からやってきていて、別々の言語を話すものだったのだが、この精霊により各々の言語で話され、皆が理解することができた。

ここでキリスト教の伝道が始まった→キリスト教会の始まり

教会の始まりという理由でこの日はキリスト教会にとってとても大事な日です。

聖霊降臨祭のシンボルは?

  • 火(赤)
  • (精霊は白い鳩として現れた。平和の使者でもありますね)

です。

聖霊降臨祭の礼拝に赤いものを身につけてきてください、ということもあります。

聖霊降臨祭は移動祝日

聖霊降臨祭はキリスト教の伝道が始まった日としてとても大事な日です。

なのでドイツでは翌日の月曜日は祝日です。

イースターから50日目なので、毎年聖霊降臨祭の日も移動します。今年2025年は

  • 6月8日=Pfingstsonntag(2026年は5月24日)
  • 6月9日=Pfingstmontag(2026年は5月25日)

Pfingstmontagの週はドイツでは学校の休暇になる日があります。州によって違いますが、ここNRW州は6月10日がPfingstferienです。バイエルン州などは6月10日から20日まで。

5月や6月に祝日や休暇の日があると、ドイツで一番気候の良い時期だから嬉しい!

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