ドイツに住んでいるからドイツ語で得ている情報源はこれ

ブログの舞台裏
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先日、「形容詞と副詞の比較級・最上級」について書きました。

形容詞と副詞の比較級・最上級
ドイツ語の形容詞や副詞も 英語のように比較級、最上級の形を取ることができます。 比較級(Komparativ)=2つのものを比べて「〜よりも〜の方が・・・」といった意味で使われます。 最上級(Superlativ)=普通は3つ以上のものを比...
原級・比較級・最上級を使って文を作る〜形容詞・副詞
前回、ドイツ語の形容詞と副詞の比較級、最上級の作り方を勉強しました。 今回は この比較級、最上級、そして 原級を使った文章を作ります。 原級(Positiv)を使った文章 原級とは形容詞(副詞)の原形の事です。 この形を使って かつ 別のも...

 

頭の中が比較級と最上級でいっぱいのまま一晩寝て、朝起きてニュースを聞いていたら 街頭インタビューで一番に出て来た文章がこれ。

”Der Umzug hier in Düsseldorf war besser als der Kölner.  Am besten war der Schultz im Fleischwolf.”

ケルンよりここデュッセルドルフのカーニバルの行列の方が良かったね。 一番よかったのは肉挽き器に入ったシュルツだったよ。

(インタビューで話されたドイツ語は口語だったので ドイツ語学習用に省略部分などをわかりやすく少々手を入れています。時制も過去形のみにしています。)

「良い」と言う意味の「gut」と言う形容詞、比較級はbesser、最上級はbest(am besten)、そう、「gut – besser- am besten」です。 (最上級は「am –sten」と言う形で覚える方が本当はbesser。)

これを書いているのは ドイツ時間の2月13日、昨日、2月12日がカーニバルのクライマックス「バラの月曜日」(Rosenmontag・ローゼンモンターク)で今朝デュッセルドルフのニュースで耳にしたインタビューです。

デュッセルドルフのカーニバルでは 政治に関するIronie(イロニー、アイロニー)、政治に関するテーマの山車が出ます。 今年は メルケル首相の山車、それからSPDの(もうすぐ「元」がつくかも)党首シュルツの山車が話題になりました。  インタビューに答えた人は そのSPD(ドイツ社会民主党)のシュルツの山車が一番よかった、と言っています。

といった、政治の話はともかく、(ここではテーマに沿っていないので)

  • ケルンよりデュッセルドルフの山車の方がよかった (besser als–)
  • 一番よかったのは シュルツの山車  (am besten–)

と言う 典型的な「比較級」と「最上級」を使った文章が 「よくぞ話してくださいました! 」と言うタイミングで現れました!

 

ところで・・・

最近はネットのお陰でドイツに住んでいながら日本のニュースを知る事が出来ます。 が、 住んでいるのがドイツだと 日本からのニュースだけを見聞していると大事な情報を得られない事があります。

例えば・・天気予報(実際に住んでいる場所の天気の方が切実ですよね)、災害情報(先月の強風、など 実際に住んでいる場所で起こるであろう災害などを事前に知るのは大事ですね。)そして、地域の政治や発生した事件・事故、それからイベントなど。

これらのニュースソースとして、また、ドイツ語の聞き取りの練習として、朝、朝食の支度をしながら聞いているのが 新聞社のPodcastのニュース。 (私はNRW州に住んでいるので この州のローカル紙であるRP(Rheinische Post)のPodcastを聞いています。)

 

ところで・・・

ドイツ語の雑誌で 私の愛読書、と言うものがあります。 それはこれ。

日本だとJAFにあたるADAC(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club・ドイツ自動車連盟)から会員に送られて来る月間の冊子。

毎日のように車を運転するshirousagiなのですが 運転のルールや道路標識の意味は ドイツ国内で運転する以上、ドイツのルールを知らなければなりません。また、「どのタイヤが良いのかな?」と思った時も日本のテスト結果より ドイツ国内をドイツの天候で ドイツの道路状況で走るのに良いタイヤを選ぶべきですよね。

そう言った意味で ドイツの車社会の情報は欠かせないと思うのです。

が、この冊子、情報の内容だけでなくて、 書かれているドイツ語が とてもわかりやすいのです。

子供向けの本、漫画、また詩などのドイツ語と言うものは 独特な言い回しや 方言、口語、また文法に沿っていなかったりするものもあります。 なので 理解に苦しむ事もあるのです。 私の専門は音楽ですが、コンサートの批評などは 比喩も多く残念なことにわかりにくい文章が多いので 読むのも嫌になる事もあるのです。

その点、このADACの冊子はテーマが車であるゆえか、文章がストレートで 実務的。  実にわかりやすく しかもドライバーとしては大変役にたちます。

と言う訳で どんなに日本語の本や雑誌を読み、日本人と喋ってばかりいても 毎日 PodcastのニュースとADACの雑誌のドイツ語には触れています。

そして・・これらから「ブログのネタ」を得る事も多いのですよ〜〜

 

 

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