ドイツ語では前置詞はとてもよく使われます。
その中でも 場所などを表す、視覚的に意味を覚えた方がよい前置詞の9個のうち 今日は「hinter」(〜の後ろに、〜の後ろへ)を取り上げます。
3格と4格をとる前置詞はこちらです。
3格と4格をとる前置詞は視覚的に覚えましょう!
前回はドイツ語の前置詞が続く名詞の格を決めると言う事をお話しましたが 今回は その中でも「3格、4格のどちらもとる事がある前置詞」について勉強します。 これらの前置詞は 場所・空間を示す事が多いので 目でみて 視覚的に覚えてしまいましょう。...
「hinter」の意味
hinter の場所はこの図でしたね。
そう、hinter は 何かの後ろという位置を表します。
「” Ich bin hinter der Toilette.”(私はトイレの後ろにいるわよ)・・ってわかるかしら? トイレの方がはっきり写真に写っているじゃない。 そんなの 許せない!」
「〜の後ろにいる」など 場所(wo)を表す場合は3格をとりますね。
- Sie steht hinter der Tür. (彼女はドアの後ろにいます)
「〜の後ろに行く」など 行き先、移動先(wohin)を表す場合は4格でしたね。
- Sie stellt sich hinter die Tür. (彼女はドアの後ろに立ちます)
その他で「hinter」を使う時
「〜の後ろに、〜の後ろへ」という意味から 以下のような使い方もあります。
- Ich habe die Aufgabe hinter mich gebracht. (私は課題を終えたわ)
hinter mich で「私の後ろへ」ですね。 「Aufgabe」(課題、宿題)を私の後ろに持っていった → 「課題を終えた」です。 hinter + 4格 です。
ああ、Aufgabe(課題)ができたわ。 ホッと一息よね。
コメント