もうすぐ今年も終わりです。
ドイツでは大晦日から新年(Silvester/Neujahr)にかけて「Glücksbringer(幸運を運ぶもの)」を贈ったり飾ったりする習慣があります。
今回はその縁起物、ドイツのGlücksbringerを紹介します。

shirousagi
クリスマスが終わるとケーキ屋さんの店頭にはマジパンでできた「子豚」が並ぶのよね

Glücksbringer(幸運を運ぶもの)
日本でも新年には縁起物がよく売られていますが、ドイツでもそれは同じです。
ドイツで縁起物というと…
豚(Glücksschwein)

豚です!
最も有名な縁起物です。
意味
- 幸運・成功・豊かさ
- 「Schwein haben(豚を持っている=運がいい)」という慣用句もあります
由来
- 中世では豚を飼える=裕福の象徴
- 競技や賭けで最下位でも「豚をもらえた」=負けても助かった → 幸運の象徴に
形
- マジパンの豚(年末にとても多い)
- 置物、キーホルダー、カードなど
四葉のクローバー(Kleeblatt)

こちらも定番です。四葉のクローバーといえば日本でも幸せを運んでくれるものとして有名ですよね。
意味
- 幸運・希望
- 四枚それぞれが「希望・信仰・愛・幸運」を表すとも言われます
補足
- 実際は四葉ではなく、シロツメクサ(Glücksklee)を鉢植えで贈ることが多いです
- 年末のスーパーにずらっと並びます
煙突掃除の人(Schornsteinfeger)
とても伝統的です。
意味
- 不運を払い、幸運を呼び込む
- 家を火事から守る=安全の象徴
習慣
- 煙突掃除の人に触ると幸運が来る
- ボタンや人形として描かれることが多いです
てんとう虫(Marienkäfer)
ドイツ語でMarienkäfer(マリーエンケーファー)「マリアのカブトムシ」と呼ばれます。マリア様の虫、マリア様のお使いだと言われています。
- 幸運・神の祝福
- 四葉のクローバーとセットで描かれることも多いです
馬蹄(Hufeisen)

- 魔除け・幸運
- 開きが上向き=幸運を受け止める、下向き=幸運を振りまく、などと言われる
新年の挨拶でよく使う表現
新年の挨拶よりもクリスマスカードを送ることの方が圧倒的に多いですが、新年の挨拶のカードには以上のような縁起物のイラストや写真が入っていることがよくあります。
カードに添える言葉はもちろん
„Viel Glück im neuen Jahr!“
(新しい年にたくさんの幸運を)
„Einen guten Rutsch!“
(良い新年を迎えてね/良い年越しを)


shirousagi
Einen guten Rutsch ins neue Jahr!
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