ボン〜ベートーヴェンとシューマンの街

ドイツでの日々
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イースター休暇は終わってしまいましたが、春らしい日に恵まれて嬉しくなっているshirousagiです。

そんな春らしい1日、ドイツがまだ東西に分かれていた頃、西ドイツの首都だったボンまで足を伸ばしました。

この現在は大学街であるボンは 日本人にとっては楽聖ベートーヴェンの生まれた街として有名ですが デュッセルドルフで活躍したシューマンが最期を迎えた場所でもあります。

せっかくの春の1日、今回は音楽をテーマにしたボン市街散策を。

見所を簡単に紹介します。

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ベートーヴェンハウス

ボン中央駅から10分ほど歩いたところにあります。

旧市街の商店街を駅から歩いていると右手に現れるので 見逃さないよう・・注意!

このピンク色の壁の建物です。

緑色の木のドアを押して中に入ると 博物館の入り口になります。

チケットを買って中庭に入ると

正面にはベートーヴェンの像が迎えてくれます。

左手が ベートーヴェンの生まれた部屋のある建物。 これが博物館になっています。

建物内は撮影禁止。 (なので 写真はありません)

3階建の建物の2階は主にボン時代、3階は主にウィーン時代のベートーヴェンに関する資料、その当時の楽器や ベートーヴェンと交流のあった人々、などが紹介されています。

広くはありませんが 興味深い展示物が並んでいます。

屋根裏のベートーヴェン誕生の部屋は 本などで見かけた方も多いかと思います。 ここであのベートーヴェンが生まれたのだ、と思うと感慨深いですね。

博物館入り口から中庭に入って右手は「デジタル・ベートーヴェン・ハウス」です。 子供さんはこちらが楽しいかも?

この博物館、オーディオガイドもあり、こちらは展示物の説明などに音楽もついて90分ほど。 日本語もあります。(2.5ユーロ)チケットを購入する時に 申し出ます。 オーディオガイドを利用しなくても もらえるパンフレットも日本語のものがあり、博物館の展示物に関する事が書いてあります。

(追記:2019年9月に大規模なリニューアルを終えて再び開館しています。博物館内の展示方法が変わったそうです。また新しくなったベートーヴェンハウスに出かけたら報告します!)

開館時間

10:00-18:00
休館日は少なく、ほぼ毎日開館日です。
(1月1日、カーニバルの木曜日、バラの月曜日、聖金曜日(イースター直前)、イースターマンデー、12月24~26日、12月31日 は休館です)

(注・2019年2月28日より ベートーヴェン生誕250周年(2020年)にむけて改築のため閉館していました。 9月中旬より部分的に再開されましたが、博物館の全ての展示室は2019年12月16日から再び開館の予定です。 なお、紹介した博物館の内容は2019年に大幅にリニューアルされました。)

入場料

大人9ユーロ
学生6ユーロ
6歳以下無料
ファミリーカード(大人2人と子供)18ユーロ

(詳しくは こちらBeethoven-Haus Bonn

ベートーヴェン記念碑

ボンの中央駅からベートーヴェンハウスへ行く途中にあるミュンスター広場には 黄色い「郵便局」の建物の前にベートーヴェンの像(記念碑)がたっています。

今回 このミュンスター広場を訪れた時は かの郵便局の建物は外壁修理中。 足場が組まれていて あまりよく見えませんが・・

シューマンの家

ライン川で投身自殺を図ろうとして失敗したシューマンは ボン郊外のエンデニヒの精神科の療養所で人生の最期の歳月を過ごしました。

この療養所は現在は市立図書館になっていて この建物の2階の2部屋がシューマン記念館となっています。

建物の前にはシューマンの胸像があります。

入り口を入って受付を通り階段を上がると 多くの音楽関係の本が並ぶ、そして室内楽のコンサートもできるホールの横に ロベルトとクララ・シューマンに関する資料が展示してあります。

図書館に付属しているので 開館時間に注意! 週末は休館です。 入館は無料。(受付の方が「少ししか展示物がないから〜」とおっしゃっていました。)

開館時間

火〜金曜日 11:00~13:30   15:00~18:00  (2018年4月現在)

所在地・交通手段

Sebastianstraße 182,  52115 Bonn-Endenich

ボンの中央駅(Hauptbahnhof)からバス604,605,606,607で 「Alfred-Bucherer-Straße」下車。 バス停からさらに徒歩5分ほど。  ボン郊外のエンデニヒときいていたので ボンから結構遠いのかと思っていましたが 意外と近い所です。 とはいえ、駅から徒歩では少々時間がかかり過ぎますが。(というより、よほどの覚悟がないと歩けないかも?)

(これを書いている2018年4月現在はボンの中央駅は駅前が工事中です。中央駅バス停まで少し歩きます)

旧墓地 (Alter Friedhof)

ボン中央駅から歩いて500mほどの所に「旧墓地」があります。

ここにベートーヴェンの母

それからロベルト・シューマン、クララ・シューマンのお二人が眠っています。

ボンには他にも博物館・美術館がある大学街。  こじんまりと歩きやすい街です。 中央駅の工事がおわったらまた列車の旅をしてみたいな・・と 思いつつ、今日はこの辺で。

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