ドイツ語の序数の作り方は 前回勉強しました。
ドイツ語の序数(1)〜作り方・+名詞の場合・人名に使われる場合
序数とは物事の順序・順番(序数)を表す数詞である。 欧州の言語において序数詞は、日付(日)や世紀、分数の分母、また1世、2世、3世…といった同名の人物の世代数などにも用いられる。Wikipedia 「序数詞」よりなのですが 要するに「1番目...
今回は序数を数字を使っての書き方と 序数を最もよく使うケースである日付の表し方です。
序数の書き方・数字を使う時
序数の書き方は 数字を使う場合、「数字」+「ピリオド(Punkt)」です。 例をいくつか挙げます。
序数が使われている例
本のタイトルページ裏や表紙の裏を見ると このように書かれてある事がよくあります。
2. Auflage = 第2版 7. Auflage = 第7版
文章で使う場合は定冠詞がつくことが多いですね。
- die 3. Auflage=die dritte Auflage
- (3格だと例えば)in der 3. Auflage= in der dritten Auflage
- (4格だと)über die 3. Auflage = über die dritte Auflage
ドイツ語やドイツに興味のある方には サッカーファンも多いと思います。 ケルンのサッカーチームは「1.FC Köln」。例えば、この新聞記事のように3格で表す場合は
「dem 1. FC Köln」= dem ersten FC Köln
建物の階層を表すときも序数です。 この場合、日本とは違って 日本式の1階はドイツでは「地上階」(Erdgeschoss・エアドゲショス)です。
- 日本式の1階= das Erdgeschoss
- 2階=die 1. Etage (die erste Etage)
- 3階=die 2.Etage (die zweite Etage)
序数の書き方・人名
すでに前回書きましたが 人名の場合は「ローマ数字」+「ピリオド」です。
- Ludwig XIV. (=Ludwig der Vierzehnte) ルイ14世 、フランス語で書けばLouis XIVですね。
- Willhelm III. (=Willhelm der Dritte) ウィリアム3世、イングランド王です。
日付の書き方
序数がよく使われる場合に「日付」があります。 ドイツ語では日付は
日・月・年 の順です。
27. Februar 2018 (2018年2月27日)
- 月の名前は短縮される事もあります。 27.Feb. 2018
- 月を序数で書く事もあります。 27.02.2018
日付は「男性単数」として格変化します。
- der 2. März (=der zweite März)
- am 2. März (=am zweiten März) ←「〜日に」という表現では前置詞am(3格支配)を使います。
- Düsseldorf, den 2. März (=den zweiten März) ←手紙や書類によく使います。書いた場所と日付を入れる場合、日付は4格になります。
西暦年の読み方
ここで少し、西暦の年の読み方です。
1999年までは 19 I 99 と2桁づつ分けて読みます。
- 1993年=「19×100」 と「93」と考えて 「neunzehnhundertdreiundneunzig」
- 1872年=achtzehnhundertzweiundsiebzig
2000年以降は普通のドイツ語の数の読み方です。
- 2000年=zweitausend
- 2018年=zweitausend(und)achtzehn
ドイツ語の数の数え方、読み方はこちらです。
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