時計を読んで 時刻を知らせたり、約束の時間を決めたり・・時刻を表す事はよくあります。 約束した時間に遅れないためにも ドイツ語での時刻の表し方は 正確に覚えましょう。
公式な時刻の言い方
「7時12分」など 時間を表す場合は
時間+ 「Uhr」 + 分 です。
- 7:12 7Uhr 12 (sieben Uhr zwölf)
この場合、ドイツでは午前・午後と分けずに24時間方式で表すのが通常となっています。
- 19:12 19Uhr 12 (neunzehn Uhr zwölf)
- 20:15 20Uhr 15 (zwanzig Uhr fünfzehn)
- 23:30 23Uhr 30 (dreiundzwanzig Uhr dreißig)
日常使われる時刻の表し方
特に話し言葉では以下のような言い方が一般的です。 この場合、12時間方式で表します。
- 8:00 acht (Uhr)
- 8:05 fünf nach acht
- 8:15 Viertel nach acht
- 8:30 halb neun
- 8:45 Viertel vor neun
- 8:50 zehn vor neun
0分から29分までは 何時何分すぎ、とnach(〜の後)を使って表しますが 31分からは何時の何分前 とvor(〜の前)を使って表します。
3時30分など、日本語では「3時半」と言う場合はドイツ語は 「4時の半分前」、halb vierです。 3時30分なのに halb vier (4)です。 お間違えなく!
(蛇足)この日常使われる言い方は ドイツやオーストリアなどの地域によって多少言い方に違いがあります。 例えば・・
(あまり色々な言い方を一度に覚えようとすると 混乱するかと思うので まずは一般的な言い方を覚えてください。 ドイツの特に東部に滞在する方は 違う言い方があることを頭に入れておいた方が誤解がなくて良いと思いますが)
一般的な言い方 | 一部地域での言い方 | |
---|---|---|
7:00 | sieben | um sieben |
7:15 | Viertel nach sieben | viertel acht |
7:20 | zwanzig nach sieben | zehn vor halb acht |
7:40 | zwanzig vor acht | zehn nach halb acht |
7:45 | Viertel vor acht | drei viertel acht |
12時間方式で誤解を避けるために
7時でも午前7時なのか、午後7時なのかはっきりさせないと 誤解を招く恐れのある場合は 1日のうちのいつ頃なのかを表す単語を付け加えます。
- morgens (朝に)
- vormittags (午前中に)
- nachmittags (午後に)
- abends (夕方に)
- nachts (夜に)
例えば 19時30分だと abends halb acht と言う事ができます。 (halb zwanzigとは言いません!)
- Er kommt abends um halb acht.
- Er kommt um halb acht abends. (彼は午後7時30分に来ます。)
時刻の尋ね方と答え方
では、実際に使う場合です。
「何時ですか?」 は
- Wie spät ist es?
- Wie viel Uhr ist es?
答え方は
- Es ist ein Uhr. (Es ist eins.)(1時です/eine Uhrではありません!)
- Es ist Viertel nach elf. (11時15分です)
- Es ist neunzehn Uhr dreiundzwanzig. (19時23分です)
「私は9時にきます。」や「学校は9時に始まります」など「何時に」と表す場合は 前置詞のumを使います。
- Ich komme um 9Uhr. (私は9時に来ます)
- Die Schule beginnt um 9Uhr. (学校は9時に始まります)
「彼は9時頃に来ます」といった「おおよその時刻」を表すには前置詞gegenを使います。
- Er kommt gegen 9Uhr. (彼は9時頃に来ます)
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