Hallo Shirousagi!
暑い夏だね。夏だというのに、僕の大学、明日試験なんだ。
まあ、試験なの?
Ich wünsche dir viel Glück für die Prüfung!
Ich drücke dir die Daumen!
暑い日に試験を受けなければならないぶらうん1、大変そうです!
どうか良い成績を取れますように!shirousagiもぶらうん1が試験で成功するように祈っていますよ。
jm (für jn) die Daumen drücken
私がドイツで学生をしていた頃、ドイツ人の友人によく言われた慣用句がこれです。
jemandem die Daumen drücken / für jemanden die Daumen drücken
文章にすると
- Ich drücke dir die Daumen.
- Ich drücke für dich die Daumen.
直訳すれば「私はあなたのために親指を握りしめる」・・・って何?
jemandem die Daumen drücken とは 「〜の成功を祈る」
試験や手術を受ける、と言った試練などを迎える人に「成功を祈っているわ!」という時に使います。
shirousagiがBraun1の試験の成功を祈っているなら
- Shirousagi drückt Braun1(ihm) die Daumen.
- Shirousagi drückt für Braun1 die Daumen.
Daumen(ダオメン、der, -s/-)=親指
(男性名詞で2格ではDaumens、複数形は同じくDaumen)
drücken(ドリュッケン、動詞)=押す、握りしめる
(drücken-drückte-gedrückt)
親指を押す、握りしめる、というのはこの動作です。
どうして親指を握るの?
この慣用句はドイツではとてもよく知られていて、よく使われます。(私も今まで何人のドイツ人に親指を握ってもらったことでしょう!)
親指は幸運の象徴だから、しっかりと握ってさらに幸運になれるように、という意味、そして
親指はKobold(小人の形をしていて人をからかったりいたずらをしたりする。人助けもするそうですが)であり、このKobold(コボルト)をしっかり握って、Koboldが悪さをしないようにする、
という意味だとか。
両手の親指を握るの?
片方の親指なら幸運がくるけれど、両方の親指を握ったら、アンラッキーじゃない?という人もいます。(実際に私のドイツ人知人でもそう言っていました)
ですが、慣用句としてのdie Daumen drücken、そう、derの4格(den)ではなくてdieです。複数形です。両方の親指を握りましょう。
こう言う事もありますよ。
- Ich drücke dir beide Daumen.
einen grünen Daumen haben
Daumen を使う慣用句と言えばこれも。
「einen grünen Daumen haben」です。
直訳すれば「緑の親指を持つ」
これは英語のhave a green thumbと同じです。そう、「園芸が得意」です。
- Meine Schwester hat einen grünen Daumen. (私の姉(妹)は園芸が得意です)
この場合の親指は単数形です。
狭いベランダでも、家の中でも、安い球根からでも育てて立派な花を咲かせる人もいますが・・・私の親指はどうも緑色ではないようで・・・
Ich habe keinen grünen Daumen…
(私は緑の親指を持っていないわ・・・)
庭をお花でいっぱいにしたり、野菜を育ててみたいのになあ・・・
コメント