【今日の単語】Kirmes(キルメス)〜移動遊園地

ドイツ語講座
この記事は約3分で読めます。
ぶらうん1
ぶらうん1

春になると、遊園地に行きたくなるよね〜

そういえば、「キルメスに行ったら?キルメスがもうすぐ来るよ〜」

って、聞いたんだけど

しろうさぎ
しろうさぎ

イースターや夏はキルメスの季節ね

キルメス(Kirmes)とは移動遊園地のことよ。

ドイツに住んでいると、よく耳にする単語だわね〜

スポンサーリンク

Kirmes(キルメス)=移動遊園地

キルメスの準備中

die Kirmes

  • 2格(Genetiv)=der Kirmes
  • 複数形=Kirmessen(キルメッセン)

移動遊園地」です。

shirousagi
shirousagi

複数形のKirmessenってほとんど使うことはないと思うわ

(私は使ったことがない、聞いたこともないです)

どうして「Kirmes」というの?

在独日本人の間でも日本語に訳さずに「キルメス」で通じていることもある言葉ですが、では、一体なぜ「Kirmes」キルメスと呼ばれるようになったのでしょうか?

ドイツの村、集落は教会がその中心にあることが多いのです。

中世のその昔、年に1度、春か秋に村の教会の落成記念を祝って、その教会の周りでお祭りをしていました。

それが Kirchweihmesseキルヒヴァイメッセ

  • Kirche=教会
  • Weihe=(カトリックで)聖別(式)、奉献(式)という意味。einweihenで落成式を行う、という意味も
  • Messe=(カトリックの)ミサ、見本市

Kirchweihmesse、Kirmesse、そして、今はよく「Kirmes」キルメスと呼ばれるのだとか。

shirousagi
shirousagi

元が「Kirmesse」だから

Kirmesの複数形が「Kirmessen」なのですって

昔のキルメス、今のキルメス

昔は村の教会を中心にお祭りとして栄えたキルメス。

村人が集まって食事をしたり、踊ったり。また、パートナー探しの場でもあったようです。(出会いの場というわけよね)

現在はというと、宗教色は全くなくて、キルメスは「移動遊園地」。

子供はメリーゴーランドなどの乗り物に乗り、大人は屋台のビールを飲みながらおしゃべりを楽しむ。

ぶらうん1
ぶらうん1

今はクリスマスマーケットと変わらないかな。

キルメスもJahresmarkt(ヤーレスマルクト)とも呼ばれるよ

Kirmes関係の単語

キルメスの話なので、キルメスに関係のある単語を少し。

das Karussel カルッセル(des Karussels / die Karussels) メリーゴーランド

die Geisterbahnガイスターバーン (der Geisterbahn / die Geisterbahn) (化け物屋敷などを巡る)コースター

die Achterbahn アハターバーン(der Achterbahn / die Achterbahn) ジェットコースター

観覧車

das Riesenrad リーゼンラート(des Riesenrades, Riesenrads / die Riesenräder)観覧車

しろうさぎ
しろうさぎ

移動遊園地がくると、まず目立つのが観覧車よね。

ドイツの観覧車は、止めてから客を乗せて、それからスタート。

結構速く回るわよ。

日本の観覧車のように、ずっとゆっくり動いている、というタイプではないの。

にほんブログ村 外国語ブログ ドイツ語へ
にほんブログ村

応援クリックをありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました