ちょっと〜〜これを読んでいるみなさん、聞いて!
あのね、shirousagiが「今日は良いお天気よ〜〜ドライブ日和だわ!」
というから、
何かしら?楽しみだわ!と思っていたら・・
そうよ、ドライブって何かな?美味しいのかな?ってワクワクしていたのに
いきなりつかまって、キャリーケースに入れられてしまったのよ!
不平不満タラタラなうさぎさんですが、
ドイツに住むうさぎなら半年に一度は動物病院に出かけ、健康診断、そして予防接種を受けましょう!
約3年前に書いたこの記事では
- Myxomatrose (うさぎ粘液腫)
- RHD (うさぎウイルス性出血熱)
- Kaninchenschnupfen (スナッフル)
うさぎさんはこの3つの病気を防ぐための予防接種を受けていましたが、現在は元気なうさぎさんだと
- Myxomatorose(うさぎ粘液腫)
- RHD1 & RHD2(うさぎウイルス性出血熱)
この病気を予防するための予防接種を受けます。
予防接種を受けるというと、人間の場合と同じく、副作用はないのか心配になりますよね。病気にかかるリスクをとるか、副作用が出るリスクをとるか・・と。
少なくともドイツに住んでいる(ヨーロッパに住んでいる)うさぎさんなら、私は予防接種を受けさせる事を勧めます。
それは、特にRHD2・うさぎウイルス性出血熱という病気にかかる可能性があるのです。家の中で飼われているウサギでも危険がない訳ではありません。
RHD2はウサギ界の新型コロナ?
我が家のウサギを動物病院に連れて行く前にウサギの予防接種について調べていたら、こんな記事が!
誤解のないように言っておくと、RHD-V2はコロナウイルスとはなんの関係もありません。
RHDに感染したウサギから人間がコロナにかかる訳ではありません。
最初、このタイトルを見た時、「なんと大袈裟な。今、新型コロナ感染症が大流行しているからこういうタイトルをつけたのだろうけれど・・」と批判的でしたが、
よく考えると、このウサギのRHD-2(ドイツではRHD-2と呼ばれています)、
- すでにあったRHD-1の新型
- 感染力がとても強い(新型コロナより強いかと)
- 急に死ぬことがある(というより、RHDの場合はほとんど死んでしまいます。しかも感染して1~3日です)
- 感染を予防するには他のウサギとの接触をなるべく避ける
と、新型コロナウイルスの状況に似ています。違うのはワクチンがある、ということ。
感染力のとても強いウイルスです。ワクチンがあるのなら、副作用のリスクが多少はあったのしても、ウサギにワクチンを受けさせる方が良いと思いませんか?
なんと言っても、市販の野菜を食べて感染、ハエが感染源になる、野生動物に接触した衣類にウサギが触れて感染・・・といったケースもあるのですから。
我が家のウサギは家の中にいるから、と言っても安心できません。
ワクチンは正しいものを
正しいものを、と言ったところでお医者さんにお任せするしかないのですが、RHD1だけのワクチンではRHD2は予防できません。
予防摂取のタイプ、半年に1回、1年に1回とあるそうですが、我が家のウサギさんは去年から以下のようなスケジュールで受けています。
- RHD-1とRHD-2 =1年に1回(Filavac)
- うさぎ粘液腫 =半年に1回(RIKA-VACC Myxo)
(興味がある方はこちらのサイトで。ドイツ語です)
今回はウサギ粘膜腫の予防接種のみでした。
病院によってお値段は違いますが、参考までに、我が家のウサギさんには1匹あたり22ユーロ(検診込み)かかりました。約2600円です。(RHDが加わった去年12月は1匹あたり53ユーロ、約6360円払っています)
半年後にはまた病院へ出かけ、RHDのワクチンも打ってもらわなくては!
コロナ禍での動物病院はこんな感じ
無事に健康診断も予防接種も済ませた「うさぎの部屋」の住ウサです。
前回が2019年12月だったので、今回は本当は6月に病院に行くはずでした。
ところが、コロナ禍で、これまで予約がいらなかった(受け付けてくれなかった)行きつけの病院も「予約必須」となり、電話で取れた予約は電話した日の約2週間後。病気ではないので仕方ありません。
マスク着用の上、指定された時間に病院へ。
しかし、予約が取れているので、待合室で長時間待つこともなく、数分待って診察室へ。待ち時間が少なかったのは嬉しかったなあ〜〜これまでは1時間以上待つこともあったのですよ。
日本でもRHD-2が見つかっている
今回は我が家のウサギさんはRHD-2の予防接種を受けていないのですが(前回受けているから)この記事を書いたのは、日本でもRHD-2に感染しているウサギがいるという事を耳にしたからなのです。
盛岡市動物公園のノウサギ連続死は、ウサギ出血病ウイルス(RHDV2型)が原因と判明。現在アメリカで数千頭のウサギを死滅させていると報道されている感染症です。
— PEACE 命の搾取ではなく尊厳を (@animalsPEACEnet) July 21, 2020
届出義務があり、日本では2002年を最後にしばらく出ていませんでいしたが、去年から愛媛、茨城、千葉2回、栃木で発生、盛岡でも。 https://t.co/wiHv4Icz1L
アメリカではワクチンがまだ認可されていません。(日本もまだ)
本当に感染力が強いので(以前の記事にも書きましたが、野生動物に触れたと思われる衣類を通じて、飼っているウサギにRHD-2が感染してウサギが亡くなったという事例を知っています)
どうか、ウサギ飼いの方、気をつけて・・・
コメント