ドイツ語助動詞wollen〜使い方のポイントと主な例文

ドイツ語講座
この記事は約3分で読めます。
ぶらうん1
ぶらうん1

Ich will heute Klavier spielen.

(今日はピアノを弾くつもりだよ)

動詞に意味を付け足したい時につかう「話法の助動詞」。

6個の話法の助動詞についてはこちらで解説しました。

今回はこの話法の助動詞の1つ、「wollen」について、その用法をよく使われる例文とともにとり挙げます。

スポンサーリンク

話法の助動詞「wollen」の基本的な用法

「wollen」にも様々な用法がありますが、基本的には「〜したい」「〜するつもりだ」という意味になります。

細かい意味の違いで用法を区別するとわかり辛くなるので、ここでは、

  • 「意志」や「願望」という意味のwollenの例文
  • 「勧誘」や「提案」を表すWollen wir〜?
  • 過去形(wollten)を使う時のニュアンス
  • 否定形と一緒に使う時のニュアンス
  • möchte との違い

を説明します。

shirousagi
shirousagi

英語の「will」とドイツの「wollen」って形が似ているけれど

ドイツ語のwollenは「意志」「願望」を表しているの。

werden=〜したい と覚えてね。

英語ならwantが近いわね。

未来を表すドイツ語の助動詞は「werden」よ。

wollenの基本的な意味: 意志(〜するつもりだ)願望(〜したい、〜を願う)

  • Ich will nach Deutschland fahren. (私はドイツに行きたい)
  • Sie will ein Kaninchen haben. (彼女はウサギを飼いたがっている)
  • Was wollt ihr in den Ferien tun?(君たちは今度の休暇に何をするつもりだい?)

主語がwirで疑問文: 勧誘、提案(〜しよう、〜しませんか?)

Wollen wir~ ? といった疑問文の形で相手に提案をしたい時につかいます。

  • Wollen wir ins Kino gehen? (映画に行こうよ)
  • Wollen wir essen gehen? (食事に行かない?)

過去形(wollten)での意味

「〜するつもり」の文章を過去形にすると「〜するつもりだった」。

日本語でも感じ取れる通り、wollenの過去を使うと「〜するつもりだった(けれど出来なかった)」というニュアンスになります。

  • Ich wollte nach Deutschland fahren.(aber…)(ドイツにいくつもりだったよ。だけど…)

wollen + 否定形

wollenを否定形で使うと「どうしても〜したくない」「どうしても〜しようとしない」という強い意志が表現されます。

  • Mein Sohn will nicht in die Schule gehen. (私の息子は学校に行きたがらない)
  • Meine Tochter will nicht essen.(私の娘が食べようとしない)

möchten と wollen の違い

「〜したい」を表すには「möchten」もありますが、こちらはwollenを丁寧に表現したものです。特に会話ではwollenを使うととても失礼に響くのでご注意を!

例えば、子供が親に向かってアイスが欲しいと言っているのですが、möchtenとwollenではこんな違いが。

möchten

ママ、暑いよね〜

Ich möchte ein Eis (haben).

アイスが欲しいなあ〜

wollen

にほんブログ村 外国語ブログ ドイツ語へ
にほんブログ村

参加しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました