先日、オレンジジュースに関する記事を書いたところで思い出したこと。
みかんより大きい、オレンジっていうフルーツがありますよね。
オレンジはドイツ語でも
Orange (Orangen, die)
です。
発音はあえてカタカナ表記をすれば「オランジェ」。
オレンジはドイツ語でOrange, Apfelsineとも
そのオレンジ、ドイツでも北部の方では
Apfelsine (Apfelsinen, die)
とも言います。そう、アプフェルジーネ。
私がドイツで初めて住んだ町はMarburg(マールブルク)だったのですが、ここでお世話になった家庭のお母さんはハンブルク出身でもあって、オレンジのことをApfelsineと呼んでいました。
Orangeなら、たとえそれまで「Orange」というドイツ語を聞いたことがなくても、「これはオレンジのことかな?」と想像つきますよね。
ところが「Apfelsine」と言われて、私の頭は???
その後何度もこの単語を聞いたので、「ああ、オレンジのことをApfelsine」とも言うのだな、と覚えたのです。
最近はあまり聞かなくなりましたが、Orangensaft(オレンジジュース)のことをApfelsinensaftという人もいたなあ。
ちなみに
ApfelsineとはApfel de sina
「中国のりんご」という意味です
オレンジの仲間
柑橘類で面白い名前だな、と思ったのは
Pampelmuse (Pampelmusen, die)
これはザボンとか文旦と呼ばれる大きな柑橘類の仲間のことです。が、グレープフルーツのことをPampelmuseと呼ぶ人も(多分今でも)少なくありません。
私が最初にPampelmuseという単語を聞いた時も、その場にあったのはグレープフルーツでした。
他にオレンジ色の柑橘類といえば、みかんですよね。
Orangeはフランス語由来
ところでOrangeの発音ですが、
「ドイツ語のgeって、ゲと発音するのではないの?」
と思われた方、残念。
Orangeはフランス語からドイツ語になった単語で、最後のgeは「ジェ」になるのです。あまり深く考えない方がオランジェと正しく発音できるかも。
(Orangeの発音はこちらから聞くことができます)
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