ドイツ語の話法の助動詞können〜使い方のポイントと典型的な文例

ドイツ語講座
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ぶらうん1
ぶらうん1

Ich kann Klavier spielen.

動詞に意味を付け足したい時につかう「話法の助動詞」。

6個の話法の助動詞についてはこちらで解説しました。

今回はこの話法の助動詞の1つ、「können」について、その用法をよく使われる例文とともに挙げます。

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話法の助動詞「können」の主な3つの用法

「können」には様々な用法があります。主な用法を例文とともに紹介します。

1. 能力やスキルを表現(〜出来る)

冒頭でぶらうん1が話していた文章のkönnenもこの「能力」ですね。

  • Ich kann Deutsch sprechen. (私はドイツ語を話すことができます。)
  • Kannst du schwimmen?(あなたは泳ぐことができますか?)
  • Er kanngut singen. (彼は上手に歌うことができます。)
shirousagi
shirousagi

「können」といえば、まずはこの使い方ね

2. 可能性(〜かもしれない)

  • Das kann möglich sein.(その可能性があります。)
  • Es kann regnen. (雨が降るかもしれません。)
ぶらうん2
ぶらうん2

Ich habe ihn nicht gesehen.
Er ist im Urlaub, oder?

彼を見かけなかったのよ。休暇中よね?

しろうさぎ
しろうさぎ

Kann sein. (Es kann sein.)

そうかもね

3. 許可、依頼(〜してもよい)

  • Darf ich das Fenster öffnen?〜ja, du kannst.(窓を開けてもいいですか?)
  • Kann ich mir dein Buch ausleihen? (あなたの本を借りてもいいですか?)
  • Kann ich dir eine Frage stellen?(質問してもいいですか?)

「können」のその他の用法

「können」の用法は上記の3つ、「能力」「可能性」「許可」。厳密に言えば、この3つの用法に入りますが、その他の用法として、以下の例文にも触れておきます。

不可能(können+否定)

  • Ich kann das Problem nicht lösen.(私はその問題を解決できません。)
  • Ich kann den Weg nichtfinden. (私は道が見つけられません。)

〜出来る

  • Das kann ich mir gut vorstellen. (それは想像できます。)
ぶらうん2
ぶらうん2

Ich habe viel gearbeitet.
jetzt bin ich sehr müde.

(たくさん働いたわ。とても眠くなっちゃった)

shirousagi
shirousagi

Das kann ich mir gut vorstellen.

(わかるわ〜)

「sich vorstellen」は「想像する」という意味。直訳すると「私はそれを想像することが出来る」、つまり「私は理解できる」という意味でよく使われます。

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