野外博物館に出かける(Grefrath Freilichtmuseum)

ドイツでの日々
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実は春休み中のある日のことだったのですが・・

デュッセルドルフの郊外にある「野外博物館」に出かけて来ました。 その写真を今日になって整理しているshirousagiです。

出かけた野外博物館の正式名称は

Niederrheinisches Freilichtmuseum  (ニーダーライニッシェス フライリヒトムゼウム)

Dorenburgと言う 領主の館を中心に18,19世紀ごろの農家の様子を再現した 野外博物館です。

白い建物が「Dorenburg」と言ういわゆるお城。 中も博物館になっていて 昔の貴族の館の台所や洗濯場などが再現されています。 建物の中の広間では結婚式をあげることもできるようで 一度見かけたことがあります。

このDorenburg(ドーレンブルグ)は歴史は1326年まで遡ることができるのですが 現在のような建物になったのは1630年頃のことだそう。

館の周りは 広々とした場所にロバや馬、鶏などの家畜がいます。

お散歩するのに良い博物館ですね。

昔使っていた農家の作業用のトラクターなどもなんとなく無造作ですが 置いてあります。

色々な馬車と一緒に置いてあるのは 郵便の馬車のようですね。 この黄色は郵便のカラー。

突如として現れる井戸。 (もちろん、博物館なので 実際には水を汲むことができません)

博物館内のある建物は どうやら屋根瓦やツボなどの焼き物を作る工房のようです。 狭い階段を上がると 焼き物が並んでいます。

この階段を 壊れやすい焼き物を持って上がったのかしら? ちなみに・・上の部屋には一度に10人までしか滞在できません・・(と書いてある)

他にも はちみつ作りの様子が展示してあったり、 パンを焼く大きなオーブンがあったり。(クリスマスの時期には クリスマスクッキーをこのオーブンで焼いていました)

 

穀物からお酒を作るところも。

皮をなめす工房はかなり大きく、一番上の階は皮を乾燥させるために風が建物の中に入るようになっています。 (ここは説明の入った展示があります)

 

他にも 昔の納屋の建物を使った「おもちゃ」が展示してあるコーナー、 はちみつやお菓子、手芸品などを売っている、「Tante-Emma-Laden」(タンテ・エンマ・ラーデン)、 パンケーキのレストランなどもあります。

何しろ郊外なので 車で行くのが一番ですが 公共交通機関でも行けます。 サイクリングが好きな方は 平な場所なので 夏には自転車で、と言うのもいいかもしれませんね。

ハーゲン(Hagen)と言う街にはもっと大きな野外博物館があるのですが  ここグレーフラート(Grefrath)の博物館は 大きすぎず、半日もあれば十分楽しめます。 あまり歩き回る必要がないのが良いですね。

 

住所: Am Freilichtmuseum 1  (ナビにはStadionstraße145)
47929 Grefrath

有名なアイススケート場のすぐそばです。

開館時間: 火曜〜日曜日、月曜休館
4月〜10月 10:00~18:00
11月〜3月  10:00~16:00

入場料: 大人(18歳以上)4,5ユーロ  割引(学生など)3,5ユーロ

www.niederrheinisches-freilichtmuseum.de

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