僕が病気になりまして・・点滴をうけていました(尿結石)

うさぎの部屋
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれる場合があります

1ヶ月ほど前に 「排便の様子がおかしい」と一人(一匹)ぼっちにされた「ぶらうん1」です。

検査のために別居を強いられて悲しむ・・
ドイツ語をせっせと習っている(?)ちょっと太っちょの「ぶらうん1」です。実は彼は・・・人間でいえば80歳近いのです。 おじいさんうさぎです。 80歳にもなれば、健康面で色々不安も出てきます。 いつも元気に「Guten Morgen!」(おは...

その直後の検査では 異常がみつからなかったものの、その後、排尿の時が苦しそうで  しかもおしっこの時に異常に白いドロドロの砂状のものが出ている。(おしっこの中にちょっと白っぽい液体があるのは正常) そこで再び病院へ。 レントゲンを撮ってもらった結果は「尿路結石症」。

幸い重症ではなかったので 内科療法での治療を試みる事になりました。 (重症の場合は手術になることもあるそうです)

スポンサーリンク

うさぎの尿路結石とは

私は医学は専門でないので 詳しい説明は避けますが うさぎさんが体内に取り込んだカルシウムが 何らかの理由で うまく排出されずに 体内にたまり 石のようになって尿道や膀胱を塞いでしまう事です。

カルシウムなどのミネラルの摂りすぎ、ストレスや老化、水分不足が原因と考えられます。 ぶらうん1の場合は もうおじいさんうさぎですし、水分不足とストレス(環境の変化)が原因かもしれません。

病院で治療のために処方されたもの

痛み止めの薬。 飲み薬です。 緑の注射器に入れて飲ませます。 ぶらうん1の場合は1日3回。1回につき0.2ml.

体内の余計なカルシウムを排出させるために 生理食塩水を皮下点滴して 体内に水分を入れます。 獣医さんの指示で1日2回ほど点滴をしました。

うさぎの皮下点滴

人間でも点滴を受けるのは あまり気持ちの良いものではありませんね。 針を突き刺される時、そして 点滴中は体に点滴の針がついたまま、点滴に繋がれている、と言うのが歩ける場合でも何となく不自由で気持ちよくありません。(shirousagiは病気で入院中、点滴をかなり経験しましたが、鎖に繋がれた犬のような気分でした)

ましてや、どうしてやらなくてはいけないのがわからないうさぎの場合はうさぎには大変なストレスです・・でもこれをしないと元気になれない、放置しておくと 命に関わります。 まだまだ元気に生きていてもらいたいので ここはグッと我慢です!

一人でもうさぎによってはできない事はない(実際、ぶらうん1も家族がいなくて 一人の人間でやってもらったこともある)ですが、2人いるほうがベターでしょうね。

一人はうさぎをしっかり固定して もう一人が点滴の針を刺します。

うさぎさんは上からつかむと(とても嫌だと思いますが)ある程度は覚悟をしてくれるようです。 申し訳ないけれど 上からグッとつかんで ぶらうん1が動かないようにします。

うさぎの皮膚を少し持ち上げて 皮下に針をいれて点滴をします。 (実際にすることになれば 獣医にしっかりとコツを聞いてください。) 飼い主がうさぎに皮下点滴することは不可能ではありません。

うさぎが暴れると 皮下のすぐそばに血管があるので 針が血管にあたって 血が流れることもあり得ます。 なので固定は大事です。 ですが、皮下にある血管から少々の血が流れても これは命にはかかわりません。(予防注射で動物病院で少し血が出たこともある)異常に神経質にならないでくださいね。

動物の皮膚に針をさすのに困ったことは 「毛がある」と言うこと。 長い毛がたくさん生えているうさぎのぶらうん1。 その毛が邪魔をして点滴が難しいので 獣医さんに 毛の一部を剃ってもらいました。

といっても ハゲになっているわけではないので 毎回 点滴を針をさす場所を探すのにひと苦労でしたが・・

約2週間ほど 毎日2回の点滴をして 毎日3回ほど痛み止めの薬も飲んで 現在は 一応元気に食事もしているので 点滴も投薬も終了しています。

6週間後にレントゲンの再検査です。 どうか 結石がありませんように! 完治していますように!

 

かかった費用

病院によって、また国によってかなり違うと思いますが 参考までに。 ドイツの獣医さんに治療してもらいました。

  • 1回目:検査&レントゲン&点滴2回&薬&半日滞在 80ユーロ (約1万円)
  • 2回目:検査&点滴指導 10ユーロ (約1300円)
  • 3回目:検査&点滴1回&痛み止め薬 13ユーロ (約1690円)

野生では2~3年しか生きれないと言われるうさぎ。 ペットのうさぎでも平均寿命は7~8年と言われています。 この「うさぎの部屋」のうさぎさんはどの子もおじいさん、おばあさん。 これからも色々な病気や体調の不調を訴えるうさぎが出てくるかと思います。覚悟を決めて しっかり世話をしなくては!

コメント

タイトルとURLをコピーしました