記録的な暑さが続いているドイツです。 来週末には少々涼しくなるようですが・・
これほどの暑さが続くと 暑いのが苦手な「うさぎの部屋」の住人・住うさぎもヘトヘトです。 夏、暑い日は うさぎも人間も熱中症などにならないように気をつけなくてはなりませんね。
以下、我が家の人間とうさぎの自宅での夏の過ごし方を紹介します。
部屋の中ができるだけ暑くならないようにするためには
空気の入れ替えをする
ドイツの建物は 長い冬に備えて壁がしっかりと厚く出来ている上、窓も二重窓の場合が多く、気密性にも優れているので 毎日の空気の入れ替えは必要です。(冬でも) しかし・・夏の場合は特に窓を開ける時間を考えないと かえって家の中が暑くなってしまいます。
そこで、早朝、夜の外気温が低い時間に しっかりと窓を開けて空気の入れ替えをします。 外気温が一番低いのは夏の場合、大抵早朝、日の出の前、です。 (これを書いている8月5日は 日の出が6時ですが、外気温が一番低いのは6時から7時です。)
外気温が高くなる前に しっかり空気の入れ替えをして その後、昼間は 外の暖かい空気が入らないように窓を閉めます。
日光が入らないようにする
冬が長いドイツで暮らす人は太陽の光が好きで、日光浴が大好きな人が多いようですが・・暑い夏は話は別です。 太陽が姿をあらわしたら そして部屋に日光が差し込むようだったら 雨戸、ブラインド(Rollo, Rollladen)を下ろしてしまいましょう。
我がうさぎの部屋は このところ毎日のように暑い日が続くので 午前10時頃から夕方までブラインドが降りて 薄暗くなっています。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”peter.jpg” name=”ぶらうん1”] 薄暗くて、大好きな穴の中にいるみたいで落ち着くんだよ〜〜日中だからと言って明るい必要はないよ!日光浴は午前中にしっかりしているしね![/speech_bubble]
扇風機を利用する
まあ・・人間には当たり前、なようですが あれば扇風機を利用して うさぎには風が直接当たらないように、でも部屋の空気が流れるようにします。
あれば・・冷房(ドイツの一般家庭ではほとんど期待できないけれど)
あれば・・地下室に逃げる!
「薄暗い部屋にタイルを何枚か敷いてもらっているのよ。 この石の上が冷たくて気持ちいいわ!」
「ちょっと・・絨毯の上はやはり暑いわよ。 私もタイルの上でお昼寝したいの!」
十分に水分を摂取する
水分、それから汗で失われるミネラル・塩分の補給は 今更書くほどもないほど 常識になってきたようですね。 夏は水分は1日2リットル以上は飲みたいところです。 今年は特に暑いので 3リットルくらい飲むように勧められています。
うさぎたちは・・猫や犬のようにごくごくとは水を飲まないのですが でも水は大事です。 水をあまり飲んでくれない場合は 新鮮な野菜を十分に! という訳で行きつけの獣医さんも よく見るwebサイトも「キュウリ」を勧めているのですが・・
・・・・我が「うさぎの部屋」のうさぎたちはキュウリがどうも好きでないみたいで・・(涙)←飼い主は困っているのですよ! もっと水分を摂ってほしいのに。
屋外にいる時は
とにかく直射日光が当たるのを避けます!
屋外で飼われているうさぎは (ドイツでは結構多いですね) うさぎの居場所になるべく日陰ができるようにします。 忘れてはならないのは
太陽は動く! (いや、動くのは地球なのか・・)
ということ。(なので影がある場所が移動します) 人間なら 日陰だった場所に日が当たるようになれば 自ら移動するでしょうが うさぎは・・サークルなどの中だと動ける範囲が限られてしまいます。
人間も 夏は直射日光があたらないように 帽子や日傘の利用が大事になりますよね。 うさぎたちには木陰などを作ってやらないと暑くなって逃げ場がなくなります。 (我が家のうさぎは「ひきこもり」なので 外出しませんが・・)
とても暑い日には 病気など緊急時以外はうさぎを連れてのお出かけはやめましょう。
キャリーバッグの中に入れられると・・暑くて暑くて! うさぎを車の中に放置なんて もってのほかですよね。
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