まずは簡単に 短い文章でドイツ語の構造を理解してね!
「僕は人参を食べる」と言いたいなあ〜
平叙文の語順
では まずは平叙文です。 「私は(1本の)人参を食べる」と言う文章を作りましょう。
私は=ich(1格の主語ですね)
人参を=eine Möhre (「〜を」で4格、4格のの目的語です)
食べる=essen (現在人称変化をしてichの場合は語幹にeをつける、esseです)
Ich esse eine Möhre. (イッヒ エセ アイネ メーレ)
ドイツ語の文章を作る上で大事なことは 「動詞が2番目に来る」ことです。 (これを文法では「定動詞第2位」と言います。) この場合は動詞「essen」の人称変化したものが 2番目に来ています。
動詞が2番目に来ていれば 他の語順が変わっても構いません。 主語が文頭でなくても良いのです。
Ich esse eine Möhre.
Eine Möhre esse ich. (eine Möhreで一つですね)
副詞の入った文章でも 動詞は2番目に来ます。
Ich esse heute eine Möhre. (私は今日人参を食べます。heute=今日)
Heute esse ich eine Möhre.
疑問文の語順
「はい(ja)」か「いいえ(nein)」で答えられる疑問文(決定疑問文)は 動詞が文頭に来ます。(主語がその次に来ます)
Essen Sie eine Möhre? (あなたは人参を食べますか?)
Isst du eine Möhre? (人参、食べる?)
(「essen」と言う動詞が人称変化する時、主語が「du」だとisstになるのでしたね)
命令形の語順
命令形の文章も動詞が文頭に来ます。 2人称はドイツ語の場合 敬称Sieと親称duがありますね。
Essen Sie eine Möhre! (人参を食べてください)
Iss eine Möhre! (人参を食べろ!)
(duに対する命令形は動詞は人称変化した形の語幹だけ、または語幹+eです。duはつけません。)
3つの文の構造をまとめると
では 上記の3つの文章の構造をもう一度おさらいしましょう。 今回は「動詞の位置」をしっかり頭にいれておいてください。
(折角なので 強変化する動詞(sprechen話す)を使います)
Sie sprechen Deutsch. Du sprichst Deutsch. (あなた/君はドイツ語を話します。)
(ジー シュプレヒェン ドイチュ / ドゥー シュプリヒスト ドイチュ)
- 平叙文:Sie sprechen Deutsch. Du sprichst Deutsch.
- 疑問文:Sprechen Sie Deutsch? Sprichst du Deutsch?
- 命令文:Sprechen Sie Deutsch! Sprich Deutsch!
Du schläfst im Häuschen. (君は小屋で寝る)
Du siehst ein Kaninchen!! (君はうさぎを見る!)
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