りんご〜ドイツでたくさん食べられている果物

ドイツでの日々
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秋です、りんごの季節です。

先日、近所のスーパーの青果売り場で「ふじりんご」を見つけました。

日本は青森でデリシャスと国光という2種類のりんごを交配してできたという「ふじ」。アメリカでもりんごの種類の中で人気の高いものの一つなのだそうです。

ヨーロッパでも育てられているそうですが、ドイツではあまり見かける事のなかった「ふじ」。そのふじりんごが袋詰めで山のように置いてあるのに、ちょっと驚いて買って来ました。

Sorte:Fuji(品種:ふじ)と記入されています。生産されたのはドイツ国内。

ふじは暖かい場所を好むようで、ドイツは「ふじ」を栽培するには少々寒いようです。が、南チロルのあたりでは生産が可能です。(私が今回買ったりんごがドイツのどこで生産されたかは記入がないのでわかりませんが)

ドイツでふじを育てる場合は、山の斜面などで日光がよく当たる場所を利用して栽培しています。

それでも今回購入したりんごは、見慣れた「ふじ」(日本で、ですね)よりは皮の赤みが少ない感じです。が、食べたところ、甘みがしっかりとあり、とても美味しくいただけました。

ドイツでよく食べられている果物

朝食のシリアルに、パンに塗るジャムに加工して、また 外出先で空腹になった時のために、ランチのデザートとして・・

と、フルーツの登場する場は多いので、日本よりはドイツの方が果物はよく食べられているだろう、と想像しましたが、確かに。

日本では1日一人当たりの果物の消費量は140gくらいしか無いのに比べて ドイツのそれは約220g。 (とはいえ、ヨーロッパの中では少ない方のようです)

よく食べられている果物は

  • 1位:りんご  (年間一人当たり約25kg)
  • 2位:バナナ  (年間一人当たり約10kg)
  • 3位:ぶどう

2位のバナナの倍以上の量で ダントツの第1位がりんご。

我が家でもりんごは常備です。

お腹が空いた時、外出時、シリアルに入れる、サラダに入れる、など。

一年中、ドイツでとれたりんごが手に入ります。バナナは勿論輸入品。ぶどうはドイツでも多く収穫されますが、輸入も多いですね。

好まれているりんごの品種

りんごといっても品種改良をかさねて、世界中に数多くの種類があります。

ドイツで好まれているのは

  • 1位:Elstar(エルスター)
  • 2位:Jonagold(ジョナゴールド)
  • 3位:Braeburn(ブレイバーン)
  • 4位:Gala(ガラ)

といったところです。 確かにお店でもよく見かけるのは上記の種類のりんごです。

Elstar

甘酸っぱくてみずみずしいりんごです。そのまま食べるのもよし、料理に使うのもよし。

Jonagold

アメリカ生まれですが、中央ヨーロッパ(ドイツなど)ではもっともよく栽培されているりんごではないでしょうか。

みずみずしくて香りがあってそのまま食べると美味しいりんごですね。ドイツで見かけるりんごの中では大きい種類です。(ドイツで見かける多くのりんごが日本で売られているものよりは小ぶりです)

Braeburn

ニュージーランド生まれの種類です。

これもそのまま食べるのも良いですが料理したりサラダに入れたりすると美味しいりんごです。

Gala

小ぶりな実のりんごです。

そのまま食べるのが美味しい甘い種類です。我が家でもおやつ代わりに食べるのによく買う種類のりんごです。

りんごの木はドイツの田舎などでよく見かけられます。りんごの木を庭に植えている家も多いですね。

春になると白っぽい、ちょっと桜に似た花を咲かせ、とても綺麗です。実を虫に食われないように育てるには手間がかかりますが・・・

りんごは好きな時にいつでも食べれるように 大きな鉢にいれて食卓に置いています。手前左の虫が喰ったあとがあるりんごは我が家の庭でなったもの。

特に手入れもせず、肥料も殺虫剤も使っていないので、すぐに虫に食べられてしまいます。

ということは・・・・農家の育てている、売り物にしているりんごには農薬がついている、というのは納得してしまうのです。

お店で売っているりんごの皮って、食べない方が良いようです。

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