ドイツ語を習うにあたって まずは「格」があるという事、それから名詞には「性」があるという事を覚えておきましょう。
「ウサギ」と言う単語が中性名詞なのが今ひとつ納得出来ない「自称、とても男らしいオスウサギ」の「ぶらうん1」です。
ドイツ語の名詞には「男性名詞」「女性名詞」「中性名詞」の3種類があります。
- 男性名詞にはMann(男の人)やLehrer(男性教師)といった明らかに男性とわかる名詞や、Sommer(夏)といった季節を表す名詞、Lehrling(徒弟)のように-lingの語尾を持つ名詞など
- 女性名詞にはFrau(女の人)やLehrerin(女性教師)といった明らかに女性だとわかる名詞やSchönheit(美)のように-heit(他に-keit など)の語尾を持つ名詞など
- 中性名詞には-chenや -umといった語尾を持つ名詞など
があります。
名詞が男性なのか、女性なのか、中性なのか、判断する材料のある単語もありますが、まずは名詞を覚える時にその名詞の性も一緒に一つ一つ覚えましょう。 名詞の性と格によってその名詞につける「冠詞」が決まります。
(詳しくは「定冠詞の格変化」「不定冠詞の格変化」「形容詞の格変化」で)
名詞の性は冠詞をつけて覚える、文章で覚える事をお勧めします。
多くの文章にあたっているうちに、たとえ知らない単語の入った文章にあたっても、名詞の性がわからなくても、どの冠詞をつければ良いか推測が出来るようになります。
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