名詞の性〜ドイツ語の名詞には性がある

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ドイツ語を習うにあたって まずは「」があるという事、それから名詞には「性」があるという事を覚えておきましょう。

ぶらうん1
Guten Tag!  こんにちは! 僕は男の子だけど、名詞にも男の子がいるってことだよね。

shirousagi
Hallo Braun1!  そう、ドイツ語の名詞には 「男性」「女性」「中性」の3つがあるのよ。

ぶらうん1
おお、僕は男の子で ぶらうん2は女の子だけど、中性もあるの?

shirousagi
そうよ、「うさぎ」ってドイツ語で「Kaninchen」(カニンヒェン)と言うのだけど、この言葉は中性名詞よ。

ぶらうん1
ええ?僕たち、男性でも女性でもなくて 中性なの?
shirousagi
いいじゃない、女の子って言う意味の「Mädchen」(メートヒェン)だって中性名詞なんだから

ぶらうん1
かわいいものは中性なのか・・
shirousagi
そうね、縮小語尾って言われる「-chen」がつく名詞は中性名詞ね。 どれもかわいいわよね。
ぶらうん1
かわいいっていわれるんなら 中性でも許してあげる。(僕、男だけど・・)

「ウサギ」と言う単語が中性名詞なのが今ひとつ納得出来ない「自称、とても男らしいオスウサギ」の「ぶらうん1」です。

ドイツ語の名詞には「男性名詞」「女性名詞」「中性名詞」の3種類があります。

  • 男性名詞にはMann(男の人)やLehrer(男性教師)といった明らかに男性とわかる名詞や、Sommer(夏)といった季節を表す名詞、Lehrling(徒弟)のように-lingの語尾を持つ名詞など
  • 女性名詞にはFrau(女の人)やLehrerin(女性教師)といった明らかに女性だとわかる名詞やSchönheit(美)のように-heit(他に-keit など)の語尾を持つ名詞など
  • 中性名詞には-chenや -umといった語尾を持つ名詞など

があります。

名詞が男性なのか、女性なのか、中性なのか、判断する材料のある単語もありますが、まずは名詞を覚える時にその名詞の性も一緒に一つ一つ覚えましょう。 名詞の性と格によってその名詞につける「冠詞」が決まります。

(詳しくは「定冠詞の格変化」「不定冠詞の格変化」「形容詞の格変化」で)

名詞の性は冠詞をつけて覚える、文章で覚える事をお勧めします。

多くの文章にあたっているうちに、たとえ知らない単語の入った文章にあたっても、名詞の性がわからなくても、どの冠詞をつければ良いか推測が出来るようになります。

shirousagi
そうそう、言い忘れていたけれど、ドイツ語では名詞は大文字で書き始めるのよ。 固有名詞でなくても大文字で書き始めるの。 だからドイツ語で書かれた文章を読むと すぐに「あ、これは名詞!」とわかるのよ。 便利でしょ。

コメント

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