パン屋さんの揚げパン〜Rheinische Krapfen

ドイツでの日々
この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれる場合があります

寒い冬は ケーキの時間もいつもより脂っこいものが食べたくなります!

と言う訳で 今日は ドイツの街角に今でも細々と自分でパンを作っているパン屋さんへ。 (最近は パン屋もチェーン店が多くなり、工場で焼いたパンを売るお店が増えました。)

ちょうど 「Rheinische Krapfen」(ライニッシェ・クラプフェン)を作っているところでした!

Krapfen(クラプフェン)と言うのは イースト菌を使った生地を油で揚げて作る、大抵は丸いボール状のドーナツのようなもの、 または シュークリームのシュー生地と同じBrandteig(ブラントタイク)の生地を油で揚げて作ったお菓子です。

Rheinische Krapfen は シュー生地でできていて 日本で人気のドーナツ「フレンチクルーラー」に似ています。 形は丸いボール状です。

丸めた生地をクッキングペーパーの上に並べます。 Rheinische Krapfen の特徴の一つは レーズンを入れること!

生地をクッキングペーパーごと油に入れ、ペーパーが生地から外れたら 油の中で転がして 満遍なくきつね色になるまで揚げます。

Krapfen には 中にカスタードクリームなどを入れる物もありますが 「Rheinische Krapfen」には入れません。レーズンを入れた生地を揚げて、砂糖をまぶすだけ、とシンプルです。

同じく「Krapfen」とも呼ばれている揚げパンが (上の写真)手前の丸い「ベルリーナー」。 こちらはイースト菌を使った生地。 オーソドックスなのは中に赤い色のジャムが入っている物。 色々なバリエーションがあり、カスタードクリームが入っている物、卵のリキュールが入っている物も人気です。

 

と言う訳で 町の小さなパン屋さんで買ってきた「ライニッシェ・クラプフェン」。

ちょっといびつに丸い、素朴な形が なんとも昔から伝わるパン、と言う感じです。

熱いコーヒーと共にいただきます。 寒い日はこれが一番!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました